皆が意外と知らない頭痛の知識を紹介します

看護師

血管との関係

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太さが変わる

私達の体の血管というのは、どの部分も同じ太さではありません。一番太いものだと2センチから3センチ、細いものだと数マイクロメートルというように、太さには大きな差があります。しかし、これらの血管というのは、実は常に収縮と拡張を繰り返しています。これには様々なホルモンが関係しており、体の状態に合わせて制御されています。一定の状態で血管を拡張させるホルモンが放出されることがあり、程度が強すぎると頭痛がおきてしまうのです。このタイプの頭痛は偏頭痛と呼ばれており、主にストレスから開放された時に放出されるホルモンが関係しているようです。また、血管と関係している血流も頭痛を誘発する一因になっています。緊張型頭痛の多くは、頭部周辺の筋肉が緊張することで血流が悪くなります。それにより酸素や栄養素、老廃物の収受がうまくいかずに周辺組織にストレスが掛かります。このストレスが刺激となり、頭痛に発展するのです。

人間は生きている間に様々な病気になる可能性を持っています。特に、脳に関係する病気というのは命にかかわることが多いため、前兆を見過ごすと取り返しがつかなくなることもあるのです。実はその前兆の一つに頭痛があり、例えば脳腫瘍を発症した人は腫瘍が大きくなるにつれて、じわじわと痛みの増す頭痛を経験します。また、異常な程の痛みを覚える頭痛や手足がしびれたり、言葉がうまく出てこなくなったりする症状を併発する頭痛は、脳出血などの疾患が進行していることがあります。ですから、早期に専門機関を受診して然るべき措置をとってもらいましょう。これらの頭痛は一次性頭痛に対して二次性頭痛と呼ばれており、体からの緊急警報と言い換えることも出来ます。

血管が関係している頭痛は、多くの場合生活習慣が大きく影響していることが多いです。例えば脳疾患は高血圧や高コレステロール、運動不足、飲酒や喫煙が関係していることが多いです。また、血流が悪くなることでおきる肩こりなどは、普段デスクワークなどばかりで運動不足が影響していることがわかっています。血管が関連している頭痛を治すのなら、根本的な生活習慣の見直してみるのもよいでしょう。まずは薬に頼らない治療方法を試してみるのもおすすめです。適度な運動と適度な睡眠、バランスの良い食生活が大切です。喫煙や飲酒をゼロに出来なくても、今よりも減らすことが出来ればそれに応じて頭痛の頻度や痛みの程度も軽減出来るようになるかもしれません。このような方法は、一次性頭痛だったものが二次性頭痛に発展する前に手をうっておくと考えれば、生活習慣の改善は健康増進と頭痛軽減が出来るよい手段だと言えるのではないでしょうか。これらの問題は病院にいって専門医と相談しながら解決をしていくことも出来ます。